ロクロに右回りと左回りがあります。電動式ロクロには脇に切り替えレバーがあって、それで回転方向を変えることができます。僕の知る限りでは、大半の陶芸家は右回りで作業をしていると思いますが、一部の地域では左回りのところもあったと思います。うろ覚えですが、たぶん備前がそうだったかと。違ったらごめんなさい。
僕がロクロを教えてもらったとき、先生のロクロ回転方向は左回りでした。それ以来ぼくは左回りでしか作業をすることが出来ません。右回りだとうまく作品を挽くことができないのです。何度か右回りの練習をしたことがありましたが、左回りの感覚が抜けきれなかったので、何度やっても駄目でした。
陶芸家の中にはどちらの回転でも出来る方がいるようです。僕に言わせれば彼らは神です。子供の頃からロクロに携わっている方に多いと聞きます。
僕の工房でロクロをされる方は、全員左回りで体験することになります。右回りの方が多い中、左回りでロクロができたらちょっとした自慢?!にはなりません笑。でも珍しがられることはあるかもしれませんね。^^
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