第一回「リリーさんに翻訳こんにゃくを食べさせたら〜」
リリーさん「ん?なんだ?写真か?」
おれ「はい。」
リリーさん「これでいいか?」
おれ「何がですか?」
リリーさん「ポーズだよ、ポーズ!こうすると足長く見えるだろ」
おれ「あ、はい、そう言われるとそうですね、、、」
リリーさん「カッコよく頼むぞ」
おれ「あ、はい。でも、あの、失礼ですが、リリーさんメスですよね?カッコよくですか?かわいくのほうが・・・」
リリーさん「メスじゃあないよ、君。女性と言いたまえよ」
あれ「あ、はい。失礼しました」
リリーさん「かわいくとかわけわかんない!」
おれ「あ、そうですか。失礼しました。」
おれ「じゃ、いきますよーハイチーズ。」
リリーさん「どうだ?」
おれ「何がですか?」
リリーさん「『何がですか?』じゃないよ、分かるだろ、写真だよ、写真ん!」
「あ、はい、すみません。」
リリーさん「お前、謝れば済むと思ってんだろ。よくないよーそれ。典型的だよー。」
おれ「あ、すみません・・・」
リリーさん「あ!ほら、またー」
おれ「癖なんです、典型的でもいいんです。」
リリーさん「開き直るなよ!そこがダメなんだよ!アホか!」
おれ「・・・・・」
リリーさん「なんか言えよ」
おれ「あ、いや、なんでも・・・」
リリーさん「あ”なんだ??」
おれ「あ、いや、べつに・・・」
リリーさん「まったく最近の奴は犬にも物言えんのかよ。」
おれ「すみません・・・」
リリーさん「しっかりしてもらわなきゃこまるんだよ、なあ?もっと前向いて行けよ!俺みたいに。俺は常に前しか向いておらんぞ」
おれ「でも、今後ろを、、、」
リリーさん「お前が写真ゆーたから後ろ向いたんだろうが!揚げ足をとるな、揚げ足を!」
おれ「すみません・・・」
リリーさん「いいか、最近色々あったらしいが、そんなもん俺は知らん。でもな、これだけは言っておく。」
おれ「はい。」
リリーさん「くよくよするな。」
おれ「別に、くよくよはしてませんが・・・」
リリーさん「いーや、お前の顔を見れば分かる」
おれ「そうですか?」
リリーさん「うむ。」
リリーさん「まあ、いい。俺はいつもお前を見ているから、日々精進でがんばれよ。」
おれ「あ、はい!(涙)」
リリーさん「ほんじゃ、散歩の続きだ!」
おれ「はい!」
そうして散歩は続くのでした・・・完
リリーさん「ちょっと待て。ふぅ〜」
リリーさん「よし行くぞ!」
おれ「・・・・」
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