5月5日はこどもの日。ルポットにも小学生の女の子がお父さん、お母さんと一緒に遊びに来てくれました。こどもの日に陶芸なんて渋いですね、その言葉にご両親がニコニコしている姿が印象的でした。お子さんのいい思い出になったでしょうか。彼女が大きくなったときに、自分で作った器を使い続けてくれていたら嬉しいです。
今日は連休に入ってから一番不安定な天気でした。昼前くらいから小雨が降ってきて幾分肌寒く感じましたが、ろくろ体験にいらっしゃったお客様からは、ろくろに集中しているからか、そんなことを感じさせないくらいの熱気を感じました。工房の温度が2、3度上がったようでした。
また最後にいらした3名様も、皆さん日常を忘れて思い思いにろくろに打ち込んでいました。普段はあまり経験することのない陶芸を楽しんでくれている姿を見て、とても嬉しく感じました。何もないところから何かを作るという行為はそれだけで尊いものです。人の古から受け継がれる原点でもあります。皆さんの充実された姿を見て、何だかそんなことを考えさせられた一日でした。