釉を作品に塗布するって、地味な作業なんだけど結構楽しいんですよね。何秒浸すとか、ここはこの釉にして、こっちはロウ抜きにして、刷毛で塗ってみるとか、逆に削るとかね。とにかく釉掛けの技法だけをとっても掛け方は沢山あって、千差万別、とても個性が出るものです。
確かに基本の掛け方というものはあります。釉の濃度は透明釉で47〜48%くらいが適当ですが、産地や窯元、作家さんに左右されるので、一概にこれが適当というものはないと思ってます。それがその人の個性になり、工夫次第で新たな釉を発見することだってできるときもありますからね。
さてさて話が長くなりましたが、今日は久しぶりにKSさんが制作に来てくれて、以前作って素焼のままになっていた子供達のカレー皿の釉掛け作業をしていきました。なかなか大きく板づくりしたもので作った皿ですから、カレーもたっぷり入りそうですね。